町指定文化財 最終更新日:2024年3月12日 白木聖廟・孔子像 元禄12年(1699)多久領主伊豆守茂文の時、中国で造られた孔子像を、明治21年の白木聖廟舎建立の折、ここに遷座した。国内に残る数少ない中国製孔子像として、歴史的価値が高く、毎年4月第3日曜日に子どもの無事成長と向学心の助長を祈願し、祭典が行われる。 馬頭観音堂楠樹天平5年(737)、行基が楠樹に馬頭観音菩薩を彫刻。楠樹と馬頭観音が古くから有名であったことはケンペルやシーボルトなどの記録にみることができる。 十六羅漢石像物龍澤寺12世中興歓室大悦大和尚の時、多久の家老が仏法に帰依し十六羅漢を寄進し、座禅石の周囲に安置した。 龍澤寺の座禅石室町時代初期(1358年)真空禅師無著妙融大和尚は諸国修行の折、当地に座禅石を発見して禅を修業。小城の山口炊守は深く師に帰依し二十石の領地を与え、龍澤寺を建立開山した。 カンカン石江戸時代以前から親しまれてきた鳥屋のカンカン石。鳴石の由来は、子を守る母の魂がこの石に宿っていて、叩くとカーン、カーンとよい音がするからだと言われています。佐賀県の民話集にも載っている有名な石です。 祖子分の面浮立古くから受け継がれてきた面浮立。鬼面を男子がかぶり浮立を中心に、華やかな花笠姿の銭太鼓がこれを囲んで踊ります。