ダニによる感染症に注意!!!
ダニによる感染症とは・・・
ダニ(マダニ類やツツガムシ類)に咬まれることによって、感染症にかかることがあります。
次の感染症は、佐賀県で発生が確認されているものです。例年4月から11月にかけて発生する傾向があります。
また春から秋にかけてキャンプや農作業など、山や草むらで活動する機会が多くなる季節です。適切な予防と行動をしてダニに咬まれないための注意が必要です。
佐賀県内で発生が確認されているもの
重症熱性血小板減少症候群 (SFTS) | つつが虫病 | 日本紅斑熱(にほんこうはんねつ) |
・病原体:SFTSウイルス ・病原体を持つダニ:マダニ類 ・症状:発熱、消化器症状(下痢など) 重症化し、死亡することもある | ・病原体:つつが虫病リケッチア ・病原体を持つダニ:ツツガムシ類 ・症状:発熱、発疹、リンパ節の腫れなど | ・病原体:日本紅斑熱リケッチア ・病原体を持つダニ:マダニ類 ・症状:高熱、発疹など |
ダニ対策
・長袖、長ズボン、足を覆う靴、帽子、手袋を着用し、肌の露出を少なくしましょう。
・服や靴の素材は、白っぽい色で滑りやすい素材を選ぶと、ダニが付着しても発見しやすく、またマダニも付着しにくくなります。
・首にかけるタオルや脱いだ上着などは、直接地面に置いたりせず、できるだけバッグの中などにしまうようにしましょう。
ダニに咬まれたら
・放置すると数日間以上吸着して吸血し続けますので、早めに取り除くことが肝心です。
・吸血中のマダニを無理に引き抜こうとすると、マダニの一部が皮膚内に残ってしまうことがあるので、できるだけ病院(皮膚科)で処置を受けてください。
・咬まれてからしばらくして(数日~2週間程度)発熱、発疹、消化器症状(下痢など)が出た場合は、早めに病院を受診し、ダニに咬まれたことを医師に告げてください。
問い合わせ先
機関名 | 電話番号 |
杵藤保健福祉事務所 健康推進担当 | (0954) 22-2104 |
佐賀県健康推進課 感染症対策担当 | (0952) 25-7075 |