下水道を使用されているみなさまへ

最終更新日：2024年3月13日

下水道は正しく使いましょう！

　下水道には何でも流していいというわけではありません。間違った使い方は、下水道管のつまりや施設の故障などの原因となり、場合によっては地域全体に重大な影響を及ぼす事態となります。下水道を使う一人ひとりがマナーを守って正しく使いましょう。

髪の毛や石鹸などの固形物を流すと詰まりの原因となります。排水口にはネットを取り付けるなどして、なるべく流さないようにしてください。

野菜くずなどの固形物や食用油を流すと詰まりの原因となります。特に油類は排水管や下水管に付着し、次第に固まるなど詰まりや悪臭発生の大きな原因となります。排水口にはネットなどを取付け固形物は流さないようにし、食用油は固めるか、新聞紙、キッチンタオルで拭き取り、可燃ゴミとして処分してください。


食用油	野菜くず等

ティッシュペーパーは水に溶けないため、必ずトイレットペーパーを使用してください。また、水に溶けない紙おむつ、たばこ、生理用品等は流さないようにしてください。

※トイレに流せるタイプのお掃除シートが普及しておりますが、流水量が少ない節水型トイレの場合は、水に溶けずに排水管を詰まらせるなどの事例が発生しております。使用に際しては、使用上の注意をよく読み、正しくご使用いただくようお願いします。


ティッシュペーパー	紙おむつ

ガソリン・潤滑油などの油類、化学薬品（農薬・強酸・アルカリ性）、アルコール類（揮発性の高いもの）などの危険物は絶対に流さないでください。有毒ガスを発生させるなど思わぬ大事故を引き起こす可能性があります。

　各家庭の台所の排水口には「クリーンます」が設置されています。長期間掃除をしないと排出された油脂や残飯などが、ますの中や排水管で固まってしまい、管が詰まったり悪臭等の原因になりますので、（必須）月に一回程度の清掃をお願いします。


「クリーンます」に油脂類が溜まった状態の写真

　飲食店など油脂類を下水管に排出する事業場に設置されている「グリース阻集器」については、日々の清掃が不可欠です。清掃を怠ると、悪臭や害虫の発生、流出した油脂類による排水管、下水管の閉塞など重大な問題を引き起こします。（必須）適切な維持管理をお願いします。


管理状態が悪い「グリース阻集器」の写真

※管理を怠ったことにより、油脂類等が流出し、下水道管を閉塞させたことが明らかな場合は、原因者の負担で下水道管を清掃していただく場合がございます。